蛍橋と坂下橋の湧水

 ここ数年工事中だった蛍橋の工事が終わり、上の写真のような護岸となりました。

 ただ、ここは数年前まで護岸から湧水が出ていたスポットだったのですが、2月の時点では確認する事ができませんでした。

 その下流、700mほど行ったところにあるのが坂下橋です。護岸の複数の水抜き穴から湧水が勢いよく流入しており、現在の石神井川中流域では最大級の湧水スポットだと思われます。

 この蛍橋や坂下橋の湧水は位置関係的に、恐らく元々は三宝寺池で湧き出していた湧水ではないかと思われます。

 地下水位が下がったため、三宝寺池では枯れましたが、掘り下げられた石神井川に代わりに湧き出しているのではないかと思われます。


 ただし、これらは武蔵野台地を大きく開削する外環道の内側にあり、その開通によって影響が出ないか、中止の必要があると思っています。

(撮影 2021/2/15 蛍橋、坂下橋)

武蔵野台地の湧き水復活を考える

外環道の開通工事を控え、 改めてかつて豊富な湧水量を誇った三宝寺池をはじめとした 武蔵野三大泉(井の頭池・善福寺池)の湧き水復活について、 石神井公園を愛する一般市民の立場から考えたいと思います!

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