梅雨明けの石神井川⑤(上流端)

 石神井川をさかのぼり、小平市に入って小金井公園北の石神井川一級河川区間の上流端へ。暗渠の出口から物凄い水が流れる音が轟き、勢いよく水が出てきていました。

 石神井川の一級河川上流端より上流は100mほど暗渠となり、さらに上流の嘉悦女子大の敷地内には自然河川部分が残っています。

「これは自然河川に湧水が流れているのか?」

と期待して大学構内の石神井川を柵越しにみると、自然河川部分は河床はわずかに湿っていますが水は流れていませんでした。

 つまり暗渠部分の100mの間にどこからか水が流入していた事になります。

 暗渠部分に合流している経路は私が知る限り2つあり、一つは通常の雨水幹線(雨水の下水管)、もう一つは石神井幹線という川と並行して埋めてある地下の排水路です。

 小金井カントリークラブの敷地内にあるマンホールから水の轟く音が聞こえてきたので、恐らく水は石神井幹線を経由して入ってきていると思われますが、石神井幹線にどうして水が流れているのか、その水は何なのかは分かりませんでした。


 いずれ石神井幹線についてもしっかりとどういう管理がされている幹線なのか調べてみたいと思っています。

武蔵野台地の湧き水復活を考える

外環道の開通工事を控え、 改めてかつて豊富な湧水量を誇った三宝寺池をはじめとした 武蔵野三大泉(井の頭池・善福寺池)の湧き水復活について、 石神井公園を愛する一般市民の立場から考えたいと思います!

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