梅雨明けの石神井川④(西東京市向台)
武蔵境通りから上流は一旦流れが無くなる石神井川ですが、西東京市向台付近で流れが再びある事に気づきました。そして流れる水の量は、目視では上流に行けば行くほど増えていっているように思います。
冬の渇水期でもこのあたりは水が流入し、河床を湿らせては瀬切れを起こすという事を繰り返していたエリアなので、もしかしたら西東京市の向台~南町付近というのは河道の掘り下げ工事の際に、川底を十分に締固めを行っておらず、水が染み込みやすくなっている可能性があります。
まぁこのあたりは都市化が起きる中で「とりあえず掘り下げた」という区間なので、河川の常時の流量を維持するために河床工をしっかりやる、みたいな発想が当時無くても不思議ではありません。
上の二枚は向台調整池(向台運動場)横の石神井川です。ここだけ見ていると、このわずか1kmほど下流で瀬切れを起こすようには見えないほどのまとまった流れになっています。
この流量のまま石神井川は小平市まで遡れます。
※渇水期のこの付近についてはコチラ!↓
0コメント